≪酒よ≫

酒よ、おまえは人に愛されているんだ  

可笑しなことや罪なことでもかまわない   

ジャズや乾いた花でもいい   

夢の世界で酔って笑っていたいのさ    

楽しいはずの人生だから     

酔って笑っていたいのさ     

酔わせてくれる君を

誰もが良き友達だと言っているのさ

五臓六腑に沁みとおる

あざとい奴とほくそ笑む

夢で笑って酔っていたいのさ

何に憧れ何に夢見て生きて来た

何を追いかけ生きていた

酒のグラスを片手にすると笑みがこぼれる

グラスを握ってはいるが

やらなければ思っていたモノは何だったのだ

そんなに大切だったのか

酔って笑わえる 可笑しな証し

飲むために俺が生まれて

微笑み返して飲まれるために生まれた酒よ

飲まれるために 生まれたのなら

俺に出会えて 嬉しいはずだ

誰に出会おうと生まれて来ていた

グラス手にしてこうしていると

笑みになる 

俺は今まで何を追いかけ夢を見ていた

生きて来たのだ

焦り追いかけ何を見たのだ

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